WebデザイナーはADHDに向いている職業~単調な作業が少ない職種~

ふじ。
ADHDと相性が良いとされているデザイナー職の中でも特におすすめの「Webデザイナー」をされている方の体験談です。

執筆者のプロフィール

社会人になった当初は病院の受付で医療事務の仕事を3年ほどしていました。仕事内容は楽しかったのですが時間の制約が多い病院勤務では、出勤時間もギリギリになるなど問題が発生。

PCの勉強を行いたいという想いも湧いてきたため、退職。

その後、いくつかの仕事を経験しましたが長くは続きませんでした。

将来の事を考えるとこのままではマズイと思い、興味のあったWebデザインを独学で学び、現在Webデザイナーとして勤務しております。

私のADHD傾向

先送り癖が大変強く、気が散りやすく、1つの作業をコツコツと進めることが出来ません。そして、衝動性がきつく出る場合は、現状を考えずに、新しいものに手を出してしまう事もあります。

ふとおいてある本が目に入って、夕方まで読んでいたなんて事もあります。

期日や時間を守ることが苦手な点も傾向として強く出ています。頭ではやらなくてはと思いつつも、取り掛かることが出来ません…。

また、周囲の目が気になる傾向もあるようで「出来ない人」と思われたくないというのも発達障害由来かもしれません。

あなたはwebデザイナーに向いてるADHD?

方向性としてはwebデザイナーの仕事はADHDに向いていますが全てのADHDに合うワケではありません。

ということでwebデザイナーとの相性を羅列します。

webデザイナーが向いているタイプのADHD

こういうタイプのADHDの方はwebデザイナーと相性が良いです。

  • ものづくりが好き
  • 単純作業より創意工夫が好き
  • インターネットが好き
ふじ。
デザイナーの仕事は「センス」が大事かと思いきや、意外と訓練で身につく部分も多いようです。センスよりインターネットに関する興味の方が大事です。

webデザイナーが向いていないタイプのADHD

逆にこういうタイプの人はいくらADHDとwebデザイナーの相性が良いといっても避けたほうが良いと思います。

  • インターネットに全く興味がない
  • スマホでなくガラケーを使っている(新しい技術に興味がない)
  • 見られることに無頓着(デザインの良し悪しを理解する気がない)
ふじ。
webの業界は常に新しい技術が登場する世界です。そのため新しいwebの技術を覚えようとする気力がない方は避けたほうが無難な職業です。





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Webデザイナーはこんな仕事

Webデザイナーの仕事は、普段インターネットで皆さんが目にするサイト(ホームページ)を作成する仕事です。

グラフィックソフトを使ってサイトの色見を決めたり、ロゴやアイコンなどのパーツ作成をデザインします。

デザイン完成後はコーディングといってホームページ専用のプログラム言語のような物を書いて、ホームページを構築します。

それ以外にもホームページ内に記載される文章を作成したりすることもあり、担当する分野としてはデザイナーとしてデザイン全般と読ませるための文章を作るためのライターを合わせたような仕事内容です。

また、アクセス解析といって作ったホームページの効果が出ているのかなどを確認し、リニューアルを行ったりすることもあります。

ふじ。
Webデザイナーは「デザイナー」という肩書でありながら、デザインだけでなくプログラムを書いたり文章をライティングしたりすることがあるのが特徴的ですね◎

Webデザイナーの1日

【AM】
9:00
始業:メールにて1日のスケジュール作成

9:30~12:00
前日のやり残し作業や集中力をようする作業を優先的に行います。
※数字を扱う作業や、細かな作業などを集中的に行うよう心がけます。
※午前中にやるべき作業は、翌朝忘れる事があるため、前日業務終了後に自分に対してのメモを残します。

【PM】
12:00~13:00
お昼休み

13:00~18:00
午前中の引き続き作業や、全体のスケジュールで遅れ気味な作業を優先的に行います。
※業務終了後は、必ず翌日の自分の為のメモを残します。

※週に3日程、納期前などは20時まで残業があります。

WebデザイナーとADHDの相性が悪い点

私の場合は現在の勤務体制が在宅のため、他の方の目がありません。先送り癖のあるADHDにとって、監視の目がないことがダラダラとしてしまうことがあるため、その点は不向きだと思われます。

細かな締め切りなど、苦手な時間やスケジュール管理も必要となる点も不向きだと思われます。

また、お客様から無理難題な依頼を受けた時など、自分のリズムでの作業がしずらいことがあるためストレスを感じやすく、時間のスケジュールも立てにくい事が多々あります。

もともとスケジュールを立てることが苦手なため、気を付けないと作業が膨大に膨らみどうしようもならなくこともあります。

その点もADHDには不向きだと思います。

周囲から評価を得るための工夫

本来、職場で働きやすくするためにできる一番ベストな方法はADHDのカミングアウトだと思うのですが、私の職場はそのような理解が無いためカミングアウトはしていません。

カミングアウトしない場合は周囲からの信頼を失わないため、自分のADHD傾向をどうすれば克服できるのかという様々な工夫が必要になります。

作業に取り掛かるやる気スイッチを自分で押す

まず、私の場合は「先送り癖・作業に取り掛かれない」などの症状がありますので「→とりあえず席に着く・とりあえずファイルを開く」といったことを心がけています。

やる気が無くてもとりあえず着席をすることで、ひとまず仕事に着手するようになります。

取り掛かってしまえば意外と続けられたりもするので「とりあえず」動いてみることで自分のやる気スイッチを押すようにしています。

モチベーションを上手に高めて作業効率アップ!

私は、先送り癖が強くつい気が乗らないことは先送りをしてしまい納期を守れないことがあります。
そんなトラブルを減らす為に…

  • モニターにやる気の出るキーワード表示して気分を盛り上げる
  • 「この作業をやり切ろう」と思うのではなく「ちょっと手を付けてみよう」と軽い気持ちで作業に取り掛かる
  • 集中が必要な時はアップテンポな曲をイヤフォンで聞きながら他に気が散らないようにする
  • お気に入りのToDoリストメモを用意し、完了した作業を赤のサインペンで消していく

こんなことをやっています。

ふじ。
在宅(またはフリーランス)で仕事をする場合、ADHDの人にとってモチベーションの管理は死活問題になり得ます。
定形発達の方でもモチベーションを自己管理することは難しいので、ADHDの人はことさら大変で工夫が必要ですね◎

主治医の先生の意見も役立てる

また、主治医の先生に相談し、投薬治療をはじめ現状をしっかりと相談できる人を作ることも重要です。

健常な人に話を聞いて貰うとつい自分のダメなところに目がいってしまうこともあります。

しかし、自分でも気付いていない自分自身の良い点を気付かせて貰えることもあり「私だってできる!」と自信を与えて貰えることがあります。

発達障害を抱える人にとって「自己肯定感」は前向きに仕事をするための良い材料になると思います◎





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Webデザイナーという職業の魅力

ウェブデザイナーは事務のように単調な作業ではなく「どのようなデザインにしようか」「お客様は何を求めているだろか」「自分だったらこんな説明があったら分かりやすい」などなど…色々と想像をしながら作業を進めていける仕事です。

こういった部分はアイディアがひらめきやすいADHD向きの仕事だと思います。

また、Webの世界は次から次へと新しい技術が生まれる為「こうしなければいけない」といった常識にとらわれることが少なく、次々新しい事にチャレンジが出来る仕事であることもこの職業の魅力です。

自分が作ったモノがインターネットを通じて世界中で見てもらえるなど、今までの仕事のを目で確認することができ、やりがいを感じることができる点も大事なポイントです。

WebデザイナーはADHDにおすすめできる職業!

Webデザイナーの仕事は多岐に渡り、単調な作業が少ない職種です。

そのため、モノを作ることが好きな方や、想像しながら作業を進めていくことが好きな方にはおすすめできる仕事です。

単調な作業ではないので「飽きる」ということが起きにくいですし、アイデアが湧きやすいADHDの人に合っていると思います。

また、Webデザイナーという仕事は特別な資格が不要です。そのため特別に学校に通う必要もなく、極端に言えばパソコンのタイピングさえ出来れば独学も可能なため、以外とPCスキルが低くてもチャレンジできます。

頑張れば独学で技術を身につけれる為、転職がしやすい職種という点もおすすめポイントです。

 

ただし、会社によっては業務時間が恐ろしく長時間にわたる会社も割とたくさん存在します。

長時間の勤務が辛かったり、過眠傾向が強いADHDの方がそういった会社に入ってしまうと苦労するかもしれません。

ふじ。
Webデザイナーになるにあたり、ネックになるのが実務経験…ハローワークの求人でも実務経験1年以上の案件が殆どです。
ふじ。
ちなみに私は職業訓練に通ってWeb屋になりました。
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