8歳の発達障害の息子、父の財布から6,000円盗み出し豪遊事件

我が家の発達息子

我が家の息子ちゃんは3歳くらいに発達障害と診断されたイケイケ発達息子。

とっても優しくていいところもいっぱいあるのですが自制心が効かず、やりたいことができないと癇癪を起こすタイプです。発達少年たちの中では良くある話ですね。

小学校のクラスは一般とは別の発達少年たちが集まる特別学級。5人の生徒に先生がひとりついてくれるとっても助かる環境です。

発達息子にお金の教育

そんな息子ちゃんに、最近は欲しい物も増えてきたり、友達と遊びにいったりと何かとお金が欲しい年頃になってきました。

お小遣いを渡すことも考えたのですが我が家ではお風呂掃除1回につき10円をあげるようにしています。お財布を持たせて時々一緒にお金を数えたりしながらお金の管理も教えているところです。

自動販売機でジュースを買うと高いからスーパーやドラッグストアで買い物をするほうがお得だよ!

 

とか

ハッピーセットを一個買おうと思ったら息子ちゃんが50回お風呂掃除しないといけないんだよ!

 

とかとか。

いまいちピンと来てないみたいでしたが、まー繰り返し教えればわかってもらえると…この時はまだそう思っていました…。



息子の財布から5000円のレシートが発見される

そんなある日、友達とでかけた息子ちゃんの自転車をイオンで発見。「おーおー、自転車の鍵掛けずに行っとるわー。」などと嫁さんと話していたところ…私達両親はとんでもない物を見つけてしまったのです…

それはジュースを買うために5,000円を支払ったレシート…

いやいやいや、朝一緒にお金数えたとき130円しか持ってなかったやん?!!
まてまて、もしかしたら友達がお金持ってて、息子ちゃんがお金出したんじゃないかもしれん!

 

落ち着け!ここは確認だ!

 

っということでお店に連絡して防犯カメラの映像を見せていただきました。

…息子が財布から5,000円出して払ってました。

 

もうこの瞬間の私の心境たるや…

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通りすがりのオジサン
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一旦心を落ち着かせ↓こちらの記事を熟読…うむ。頭では理解した。

カオスなお説教タイム

まずは息子を呼び戻し状況確認。さっそく財布を確認。

900円ほどの小銭が出てきました…。130円しか持って無かったはずなのに…。

お巡りさん!クロです!こいつクロです!

が、なぜか入っていないお札…

5,000円は確実に持ってたはず…

話を聞いてみると…

息子ちゃん
あのね…あのね…いけないとは思ったんだけどお父さんのお財布から6,000円とったの…。お金はね使ちゃったの…。

っざけんなぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

 

さすがにシバキました。

実は息子ちゃん、僕の財布からお金を盗むの初版ではありません。少し前にも財布からお金を抜いて自分の財布に移してました。その時はお金を使う前にバレてこってりお説教するくらいですませていたんですが…今回は2回目でさらに金額も大きくしかも使い切っています。

何に使ったか聞いたところ

 

お菓子やら…

アイスやら…

ジュースやら…

ハッピーセットやら…

 

でも全然6,000円には届かないの。多分ゲームセンターで遊びまくったんだと思う…。

小学3年生が1日で6,000円って…豪遊やん…しかも盗んだお金で…。

 

もう父ちゃん腹が立つやら情けないやら悲しいやら今後の息子が心配やら…途中で父ちゃん泣けてきて…

泣いてる父ちゃんをよしよししてくたりして…優しい子なんやけどねぇ…

はぁ…

 

そんな1時間に渡る息子ちゃんの号泣謝罪会見が終了し、父が息子に伝えたことはこの5つ。

  • 6,000円というお金はお母さんは8時間働いてやっともらえるお金です。息子ちゃんには責任のとりようがありません。
  • お父さんは息子ちゃんを叩きましたが今回は謝りません。今回は叩かれるだけのことをしました。
  • お母さんをクソババアと呼びましたが謝りなさい。お母さんは息子ちゃんのことを思って厳しいことを言っているだけです。
  • 今度お金を取ったらこんなもんじゃ無いくらい怒ります。もちろん万引や学校の友だちの物を盗るのもダメです。
  • お風呂掃除をして10円を上げる制度は廃止します。財布も没収します。息子ちゃんだけで友達と遊ぶのは禁止です。しばらく反省しなさい。

どれだけわかってくれたのか…。

夜になっても息子がひとり悲しそうな顔をしてるので「こっちおいで。ギューしよう。」と誘うと泣きながら飛びついてきました。

心の傷を作らずに反省を促せたと思いたい…。

今後の方針

そんな息子ちゃん、残念ながら両親は「こいつ多分またやるぞ。」と思っています。

通りすがりのPTA会長
息子を信じてあげないなんてなんてダメな親なんでしょう!!

 

っというザーマスな批判が聞こえて来そうですが、うちの息子のおバカっぷりを舐めないでいただきたい。

「こいつ多分またやるぞ。」と思っている方がいいこともあります。それは

  • やりそうな気配がしたら軌道修正ができる
  • やると思っていればこちらの心の準備ができる

ということ。

私はなにも無条件に子供を信じてあげることが愛だとは思わないのどすえ。こう思っておくことで軌道修正したり、やらかしたときに的確なお説教ができると思うんどすえ。

今回もある程度覚悟していたからこそ「怒る」ではなく「叱る」ができたと思います。

今回の騒動は子供の自立を願うあまり私たちが放任する時期を見誤ったことが原因だと思います。最近しっかりしてきたと思っていたので一人で遊びに行かせたり財布を持たせたりさせていましたがまだ少し早かったようです。

発達障害の育児は失敗の連続ですね。それでも息子ちゃんが社会で生きていけるよう最低限のことは教えてあげることが親の使命だと思います。

勉強ができないことは何も言わない。でもルールはちゃんと守ろう!

頼むぞ息子ちゃん!頑張れ息子ちゃん!



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