全く別業種でも上手く行っている体験談を読むと勇気がでますね♪
目次
執筆者のプロフィール
職歴
医療事務を5年間経験した後、全く別職種である「ウェブライター」へ転職し現在2年目になります。
2016年4月からウェブライターになってからは、様々なクライアント様からお仕事をいただけるようになり、1企業とは直接契約を出来るまでに成長することが出来ました。
ADHDの傾向
私のADHD傾向は「注意欠陥多動型」です。
フリーランスになり人間関係に悩まなくなってからも症状は続いています。
この症状がある為、仕事内容を理解しきれないところからの仕事は受注しないようにしています。
一度、理解できたと思ったことでも理解しきれていないことが多く「前回も言いましたが」と言われることが多いです。
フリーランスのウェブライターはこんな仕事
主に、クラウドソーシングを利用して仕事を受注しています。
クラウドソーシングとは「こんな記事が書けます。1記事〇〇円で執筆します。」といった形で自分の能力や仕事を売ることができるサービスです。
このクラウドソーシングを通じて「ITに関する記事」などを執筆、納品して収入を得ています。
当然お仕事なので納期がありますが、仕事の成果によっては継続してお仕事をいただけたりもします。
仕事の時間や量は自分で決める
フリーランスのウェブライターに決まったスケジュールはありません。
「自分の好きな時間に起きて仕事をする」の繰り返しです。
言い換えれば、自分の稼ぎたい分の仕事量を受注して稼いでいるといった感じです。
しかし、報酬を多く得たければ多く仕事をしなければいけません。
ここが会社員との大きな違いです。
月額制ではなく、完全歩合制で自分が仕事をした分だけお金がもらえるシステムです。
そのため、稼ぎたい金額によって1日のスケジュールを調整することになります。
ウェブライターとADHDの相性が悪い点
仕事を取るための営業が必要
私は営業面で難しさを感じています。
クラウドソーシングでも同じことですが、最初は実績が全くない状態なので信用がありません。
信用が無いので何もしなければお客さんからお声が掛かることがありませんので仕事が入りません。
そこで信用を得るため「実績作りをするための営業」が必要だったりします。
コミュニケーションを取ることが好きな方ならば問題ないかもしれませんが、苦手な方にとってはひとつのハードルになると思います。
良くも悪くも全部自分が処理する
報酬が全て自分に入ってくる分、自分でしなければならないことがたくさんあります。
ここを越えられるかどうかがフリーランスとして仕事を継続していけるか、あるいは辞めてしまうのかの分かれ道になります。
ひとつの仕事は「仕事を探す→こんな技量を持っています(提案)→では、この条件でお願いします(交渉)→出来上がりました(納品)→ここを直してください(修正依頼)→修正しました(再納品)→お仕事終了」といった流れがあります。
企業であれば仕事を見つけるところまでは「営業職」が行ったりして分業していますが、フリーランスはこの流れを全て一人でこなしていく必要があります。
ただし「全て一人でこなしていく」ということは言い換えれば「自分がやりたい仕事だけを選択出来る」ということです。
これはフリーランスの大きなメリットで、やりがいを感じる人も多いのではないでしょうか。
モチベーションの管理が大切
上手く仕事をこなすためには、1つ1つの案件の量を少なくして自分のこなせる範囲内で多くのタスクをこなして、程よい刺激を自分自身に与えることが一番ではないかなと思います。
特に、ADHDの場合には「刺激がなくなると好きな仕事でも飽きてしまう」習性があるので、自分がやってみたい仕事を処理しきれる範囲で何個か抱えて仕事をしていくのも良いかもしれません。
モチベーションを上げたければ、SNSを通じて自分以外のフリーライターさんが、どういった活動をしているのか調べてみることも必要です。
フリーランスを目指すのであれば、交流しておいて損はないと言えるでしょう。
周囲の目が無いため、サボろうと思えば1日中サボれてしまいます。そして自己嫌悪に陥るループにハマったりするので「自由」であることがADHDの人にとって本当に良い事なのかはわかりません…。
自由だからこそ切り替えが大切
時間管理を上手くするのは難しいので「この時間はこの仕事をやる。集中力が途切れたらここまでやったというメモを残しておいて違う仕事をする」といった工夫も大切です。
私の場合、時間の管理は上手く出来ませんが集中力が切れたことは自分自身で分かります。
集中力が切れたと感じたら違う仕事を進めるか、脳を休めるようにしましょう。
フリーランスウェブライターの良いところ・魅力
フリーランスの最大の魅力は「自分の好きな時間に好きなだけ仕事が出来る」という点です。
ADHDの人の中には「全く仕事が捗らない時」と「猛烈に仕事が捗る時」のムラを感じている人も多いと思います。
フリーランスならばそのようなムラがあっても問題となることがあまりありません。
全ての業務を自分一人でこなさなければいけないので挫折しそうになることもありますが、サラリーマン時代よりも現在の方が充実していることは確かです。
仕事の頑張りによっては普通の会社員よりも多く仕事をすることになってしまいますが、会社員時代の給料を超えることも夢ではありません。
私もこれまでにたくさんののクライアントさんと一緒にお仕事をさせていただき、ようやく1企業と正式に契約を結ぶことが出来ました。
フリーランスはADHDであっても「本当に頑張れる人間」ならば成功出来る可能性のある働き方といえます。
働きやすい職場を探すなら企業の内部情報がわかる転職サイトを活用しよう
このサイトでは障がいに理解のある会社を探したり、障がいをオープンにして働きたい人に向けてキャリコネという転職サイトを活用することをおすすめしています。
キャリコネ
10万件の企業のクチコミ情報を閲覧できる求人サイトです。
企業側の良いことしか書いていない情報に振り回されないようにするため、このような求人サイトから情報を得ることは発達障害者にとって非常にメリットがあります。
特徴
実際に働いていた従業員のクチコミ情報を確認することができます。
転職サイト大手16社の求人情報を一括検索することができますので、実質他の求人サイトに登録する必要性はなくなります。