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執筆者のプロフィール
職歴
大学卒業後、広告制作会社10年ほど勤めた経験があり、途中で異業種の会社にも転職し、フリータなども経験し、現在ではまた、広告制作会社に戻って来て、働いております。
主にチラシやパンフレットなどグラフィック中心のデザインを制作しております。
ADHDの傾向
子供の頃から、学校などでじっと机に向かっているのが苦手で、10分くらいすると足がムズムズしてとにかく動きたくなってしまい授業に集中できませんでした。
また、人の話を聞いている時に集中して聞くことができずに聞いている時にも様々な関係ないことを考えてしまい、最後には何を話していたのかわからなくなってしまいます。
広告デザイナーはこんな仕事
この仕事はチラシや新聞、インターネットで掲載される広告のデザインをする仕事です。
私の場合はお客さんと掲載内容の打ち合わせをするところから仕事が始まります。
大切なことは最初の打ち合わせでお客さんが求めているものをしっかり認識することです。
お客さんは「広告を作って欲しい」のではなく「売上を上げたい」と思っていることを忘れては良い広告はつくれません。
打ち合わせが終わったら、広告のイメージを書き出します。
書き出したイメージをお客さんにに確認してもらい、数度の推敲を重ね広告として世の中に送り出します。
工夫していた点
私の場合、打ち合わせの際にお客さんの目を見て話をしていると余計なことを考えてしまい打ち合わせの内容が頭に入らなくなってしまいます。
目を見ずに話す工夫として「ノートにメモをしまくる」ことを徹底しています。
これなら相手の顔をあまり見なくても不自然に思われません。(と思っています。)
しかもメモはキッチリ書けるので抜け・漏れを防止できます。
ここを克服すればうまくやれる可能性あり
お客さんとの打ち合わせさえ終えてしまえば、あとは自分一人で完結できるタスクが殆どです。
とにかく最初のオリエンだけ集中して話を聞く環境を作ることで乗り切ることができると思います。
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広告デザイナーの良い点
ある程度実績ができれば、お客さんが全てお任せで仕事を依頼してくれるようになります。
お任せの仕事は責任も大きいですが、自分の裁量が大きくなるのでより仕事がしやすくなります。
また、お客さんが「仕事を任せてくれる」ということは「認めてくれている」ということです。
承認欲求の高いADHDさん、褒めて伸ばして欲しいADHDさんにとっては嬉しい環境であると思います。
ADHDが就く職業としてのおすすめ具合
広告デザイナーの仕事は他の仕事と比較して一人での作業が多く、比較的ADHDの方でも活躍しやすい職業です。
人との関わりが比較的少なく、ひとつのことに集中して仕事ができるいわば「職人の世界」ですので、ADHDの方にとっておすすめの職業のひとつと言えると思います。
他の職種を経験した私がまた広告デザイナーとして働き始めたことがその証拠かもしれません。