ADHD治療薬「インチュニブ」の治験を検討しました

ADHDの治療薬の「治験」を提案されました

先日、通院している心療内科の担当医の先生から「ADHDの3番目の治療薬となり得る薬の治験をやってみないか」と提案されました。

現在、ADHDの治療薬はストラテラとコンサータの2種類しかありませんが、それらに続く第3薬という位置づけになるお薬だそうです。

先生のお話によるとその薬はADHDの症状がある人に投与して効果をみる最終段階(第3段階)にきているということです。

第2段階で行った健康な人への投薬では副作用が小さかったので、比較的安全性が高めの治験となるということでした。

小児向けの薬としてはすでに治験が完了しており近々発売されるという段階だそうです。

私の発達障害の症状はADHDのみで二次障害などの症状が無いため治験の対象として適合していたようです。

治験で使われる薬はおそらく「インチュニブ」

薬の名前までは教えてもらえませんでしたが、先生の話を基に私が調べたところによると恐らくその薬は「インチュニブ」という薬であると想定されます。

調べてみるとインチュニブの効能と副作用はこんな感じでした。

ADHDによる注意欠陥に対しては効果を望めないものの、過剰な活動性、衝動性、攻撃的行動に作用を示す薬がグアンファシン(商品名:インチュニブ)です。

主な副作用としては口渇、めまい・ふらつき、眠気、倦怠感、頭痛、起立性低血圧などが報告されています。もともとは高血圧治療薬であったことから、血圧の薬と併用するときは飲み合わせに注意が必要になります。

引用:インチュニブ(グアンファシン)の作用機序|役に立つ薬の情報~専門薬学

個人的には注意欠陥で困っているので効果自体にあまり魅力を感じないです…。(※処方される薬がインチュニブで合っていればの話ですが…。)

治験を受けるメリット

試験を受けるメリットとしては以下のようなことが考えられました。

協力費としてお金がもらえる

あまり大々的には書かれていませんが治験に協力すると協力費としていくらかお金をもらうことができます。

治験はボランティアという名目で行われているため、報酬として支払われるのではなく交通費や協力費しとしていくらかお金を受け取ることができるそうです。

金額にすれば一度の通院で5,000円から10,000万円程度の額ということでしたが、現段階で私は治験を受けると決めていませんので詳細な金額については教えて貰えていません。

薬代がタダになる

治験を受けている間に処方される薬は無料で支給して貰えるそうです。

人によっては月額1万円程度のお薬代がかかっている人もいると思いますので、状況によって大きなメリットになると思います。

私に限って言えば自立支援の補助を受けていますのでADHDの治療に関する費用は1割負担となっており月々2,000円程度ですので大した金額ではありませんでした。

コンサータとストラテラ以外の薬が試せる

現在、ADHDの治療薬として使える薬はコンサータとストラテラの2種類のみとなっています。

この2種類を既に試していてあまり効果が実感できなかった人にとっては新しい薬が試せるというのは大きなメリットになるのではないでしょうか。

ADHDの治療薬開発に役立てる

治験に協力するということは自分たちと同様にADHDの症状で困っている人たちの役に立てるということです。

私自身、あまり世の中の役に立っているようには思えないので、このような小さなことでも誰かの役に立つのであればやってみたいという気持ちが湧きました。

治験を受けるにあたり悩ましい点

治験を受けるかどうかの判断にあたり悩ましい点がいくつかありました。

治験の期間中は他の薬を飲めない

治験の期間中は現在服用しているコンサータやストラテラなどの薬を飲むことができません。

既に今使っている薬の効果が安定していている方にとっては大きなデメリットとなりえます。

「プラセボ薬」に当たる可能性がある

治験の治療薬は「プラセボ薬」と呼ばれる薬の成分が入っていない物が処方される場合があります。(※つまりプラセボ薬とは効果のない偽物の薬)

プラセボ薬は薬の効果がプラシーボ効果(思い込みの効果)によるものではないことを確認するために使われます。

プラセボ薬を処方される被験者となってしまった場合、治験を受けているあいだ薬の効果を得られないまま生活を送ることになってしまいます。

治験終了後処方されるようになるなで時間がかかる

今回の治験が終了した後、正式に病院から処方できるようになるにはもう数年かかるとのことでした。

万が一、コンサータやストラテラに比べて著しく効果が出てしまった場合、今度はその薬から離れることが恐ろしくなるのではないかと思いました。

私は得る喜びよりも失う痛みの方が大きく感じる気がしてなりませんでした。

定期的に病院に通う必要がある

治験を受ける場合は定期的に病院に通い、きちんと処方された薬を飲み続ける必要があります。

仕事をしていれば定期的に病院に通うことは大きな負担となります。

治験を受けるべきか悩み中

今のところ提案された治験を受けるかどうか悩んでいます。

5,000円から10,000円の協力費は非常に魅力的なのですが、デメリットを考えると軽々しく「治験を受ける」と判断することはできませんでした。

また家に帰ってから調べたインチュニブの効能を見る限り、私にとってはあまりメリットのある効果が期待できそうにありませんでした。

そろそろ募集人数が集まって来たとのことでしたので次に病院に行く頃には枠が埋まっているかもしれません。

悩ましいところです。。

【追記2017/6/5】治験は受けませんでした

結局、今回の治験は受けないことになりました。

実はひと月モヤモヤ悩んでいたのですが、病院に行ったところ既に治験の枠が埋まってしまったとのことでした。

日本中で一斉に募集するから、あんまり悩んでる時間ってないんですね(汗)勉強になりました~。

【追記2017/9/13】お試しできるDHA&EPAのサプリをまとめました

現在は子供用のみが販売されているインチュニブ。でも子供に薬を飲ませることに抵抗がある親御さんも多いかと思います。

ADHDに効果が出るかどうかはわかりませんが、脳の働きを助けるというDHA&EPAのサプリをまとめてみました。

興味があれば参考にしてみてください。

ADHDの治療薬に頼りたくない!DHA✕EPAサプリまとめ

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