はいのはいのは~いヽ(´エ`)ノ
久しぶりの更新となってしまった当ブログですが、ようやく更新する時間ができました~♪
実はですね、わたくし少し前から「緊急メンテナンス」をおこなう会社に勤めておりやす(๑•̀ㅂ•́)و✧
もー慣れない仕事に朝から晩までバッタバッタしております…。
まだまだ勤め始めたばっかりですが、すこーしこの仕事にも慣れてきたので職業レビューをしたいと思います。
ちなみにこの仕事、僕にとっては最高に合ってると言っても過言ではないのでADHDで仕事探しに悩まれている方は参考にしてみてください。
目次
緊急メンテナンスのお仕事
「緊急メンテナンスのお仕事」とはなんぞや?って感じですよね。
簡単に言うと車にカギを閉じ込めてしまった方のところに駆けつけてカギを開けてあげるような仕事ですね。「カギの110番」とかね。
JAFとかも緊急メンテナンスに分類される仕事なんじゃないかと思います。
必要なのは技術力×営業力
なにかしらの緊急メンテナンスを受けたことがある方はわかると思いますが、あれは結構いい値段がします。
まぁ緊急ですからね。すぐ駆けつけて本人ができないことを代わりにやってあげるので料金が高いのは当然です。
でもま「車にカギを閉じ込めちゃった!高くてもいいから急いで!」とお願いされているのに技術力が無くていつまで経ってもカギが開けれなかったら怒られるワケです。
だからお客さんを満足させるだけの技術は習得する必要があります。が、まー意外とそんなに奥が深いものでもないので半年もやっていれば大体の仕事はできるようになるみたいです。
技術はやってれば身につくんですが、ADHDの方にとってネックになるのは営業力。
カギを開けてあげてハイサイナラ~では会社は儲からんワケですね。そこでスペアのカギを提案してみたり、キーレスのカギを提案してみたりせにゃならんワケです。
これが結構難しい。
コミュニケーションが苦手なタイプのADHDの方にはちょっとストレスかもしれません。保険や車の営業のようにしっかりした営業力は無くても大丈夫なのですが、ほどほどにお客さんに気に入って貰えるような愛嬌のようなものが必要です。
ちなみに「コミュニケーションが得意だと思っているけど本当はコミュニケーションが下手くそなタイプのADHD」の方はお客さんから「何言ってんだコイツ」って思われるだけで全く売上が上がりませんね。。
年中無休はADHDにとってメリット
緊急メンテナンスのお仕事は年中無休のところが多いですね◎
そりゃそうですよね。カギの閉じ込めなんて土日を待ってくれるワケがないのですから。
そんなワケで僕の勤務先も年中無休です。
で、うちの会社の場合は休みの日を自分で決めれます。
それがADHDにとってどこがメリットかというと…
なんと「4日おきに休日」といった予定が組めるんです!
ADHDにとって週休二日でも5日間の勤務って結構キツイと感じる人も多いんじゃないかと思います。
水曜日の夜に「あと2日もある…」と思うのはしんどいですよね。
僕にとっては気持ちがダークサイドに堕ちる前に休日が来るというこのシステムが堪らなく恵まれた環境に思えるのです。
ま、その代わり連休は取れないし、ペーペーのうちは正月も休みにくいですけどね。
「休みの日が自分で選べるかどうかなんて入社してみなきゃわからないじゃん!」っと憤っているそこのあなた。
安心してください。
キャリコネがあるジャマイカ。
キャリコネは企業のクチコミ情報10万件を掲載する就職情報サイトです。ある程度人数がいるような会社なら「どんな感じで休みが取れるか」や「直行直帰なのか」など入社してみないとわからない情報を事前に把握することができるのでひとまず登録しておくと何かと役に立ちます。
直行直帰で深い人間関係が必要ない
他社さんがどうなっているかわかりませんが、うちの会社は直行直帰です。
お客さんが会社に電話して、会社が僕に電話して「あそこに行って~」という指示があって急行する感じですね。
なので普通の会社に比べて同僚や上司といった人間関係で悩むことがあまりありません。
もちろん会議や研修などで顔を合わせたり、ひとりではどうにもならないような現場に直面した時に助けにきて貰ったりということもあるので全く人間関係が無いと言うわけではありません。
ただ、長い付き合いになるとボロが出てくるタイプのADHDの方にとってはすごく過ごしやすい(ストレスを抱えにくい)環境なんじゃないかと思います。
失敗したって良いじゃない~だってお客様とは一期一会~
緊急メンテナンスの仕事ってお客さんとは一期一会になる場合が多いです。
一生のうちに何度も車にカギを閉じ込めることってないですよね。(このサイトを見てくれてるオッチョコチョイさんはあるかもしれないけど)
だから失敗してもいいってワケじゃないんだけど、普通の仕事と違って失敗による評価が蓄積しにくいんです。
そういった面ではとってもADHD向きだなーって感じてます。
車の運転はめっちゃ多い~西へ東へ~
緊急メンテナンスの仕事はバカみたいにお客さんが多い会社でもない限り車の移動が多い仕事だと思います。
うちの場合は県内だったらどこでもいくのでまぁまぁな距離を走ります。
多ければ1日で300kmくらい移動することもありますし。
僕も運転はあんまり得意じゃないので仕事中は必ずコンサータを飲んでいます。
事故っちゃったら元も子もないですからね。
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緊急メンテナンス職の1日
そんな僕が1日どんなことをしているかと言うとこんな感じです。
【8:30】
制服を着てプリキュアを見ていたら電話が鳴る。30km離れた場所でお客様が困っている。高速を使って駆けつけよう。
【9:30】
お客様の元に到着。ご要望どおりの仕事をご覧にいれる。気に入って貰えたようなので商品も売り込む。売れない。
【11:00】
コンビニで待機していたところ再び電話が鳴る。今度は15km離れた場所でお客様がお困りだ。急いで駆けつけよう。
【11:30】
お客様の元に到着。手際よく作業を済ませる。ついでに営業トークをかますが興味を持ってもらえない。今日は不発だ。
【15:00】
2軒めのお客様以降、電話が全く鳴らない。ずっとコンビニで待機しているがこういう時はどうしようもない。ひたすらディズニーツムツムのレベルを上げておこう。
【18:00】
やっと電話が鳴った。車に座りっぱなしで尻が痛くで仕方ないぜまったく。今度のお客様は家の近くだ。急行しよう。
【19:00】
お客様の元に到着。あっという間に作業を終わらせ料金をいただく。我ながらスマートだ。
【19:30】
再び電話が鳴る。電話口から「今日は上がってちょんまげ~」と陽気なおじさんの声が響く。ふぅ、まったく夕方だというのに元気なヤツだ。ま、なんにしろ最後の現場は家に近かったしトラブルもない良い1日だった。明日も頑張ろう。
って感じです。
拘束時間は長いんだけど、実際仕事が入らない時間はスーパーで買物してようがコンビニのWi-Fiでネットサーフィンしてようが許されるので結構気楽です◎
あくまで僕の場合(うちの会社)はってことなんで、緊急メンテナンスをやってる会社の全部が全部こんな感じじゃないってことは理解しておいてくださいね(;´Д`)
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緊急メンテナンス職の向き不向き
緊急メンテナンスの仕事に向いているタイプのADHD
そんなこんなで緊急メンテナンスの仕事に向いているタイプのADHDはこんな方~ヽ(´エ`)ノ
人との会話が得意でどちらかというと陽気な人
この仕事、技術は会社に入ってから学べばいいですし営業も著しく巧みな必要はありません。
ただ、お客さんに気に入って貰える愛嬌のようなものがあるとかなり仕事がやりやすい仕事です。
学生時代に友達が多かったADHDの方にはピッタリですね。
第一印象が悪くなく健常者を装える人
長く付き合うとボロがでるけど気を張れば一時的に健常者に擬態できるタイプのADHDの方は相性良しです。
良い第一印象を与えて、お客さんから「話が通じる相手」と認識してもらうことができれば意外と普通に仕事になります。
清潔感のある恰好で笑顔を混じえながらハキハキ喋ることができるならなかり向いています。
緊急メンテナンスの仕事に向いていないタイプのADHD
逆にこのタイプの方はヤメておいたほうが良いかもしれません。
運転が極端に苦手な人
この仕事は1日に300km移動することもあります。トラックドライバーみたいですね。
運転が下手な自覚がある方や今まで何度か事故を起こした(巻き込まれた)経験がある方は避けたほうが無難です。
ちなみにADHDの方の交通事故の可能性は健常者の1.5倍と言われています。
土日に休みたい人
土日の休みや盆・正月に休みたいという方はこの仕事は諦めましょう。
この職種はむしろ世の中が休みの日ほど忙しくなる傾向があります。
ここが譲れない場合はムリです。
営業が極端に苦手な人
お客さんは技術職だと思って呼んでいるのでガッツリした営業ができなくても大丈夫です。天気の話なんて白々しい話題を振れなくてもOK。
ただ、オドオドしてお客さんとまともに会話ができないような方はちょっとキビシイですね。。
緊急メンテナンスのお仕事はADHDに向いている
さて、僕の「緊急メンテナンスのお仕事はADHDに向いている」という熱い思いは伝わりましたでしょうか?
新しい技術を覚えたり営業を勉強することはナカナカに労力が必要なことです。
しかしもしアナタがすでに転職を検討されているのであれば、緊急メンテナンス系のお仕事をひとつの候補として検討してみることをおすすめします。
僕自身、今の仕事に就いて毎日楽しく仕事をしています。
「仕事が楽しい」という感覚を久しぶりに味わうことができているのはそれだけADHDとこの仕事の相性が良いということなのだと感じています。
かしこみ、かしこみ。