誰にでもある傾向だから迷う
発達障害かどうかが心配になった時に悩ましく思えることがあります。それは「誰でもそういう面ってあるよね?」という思い。
例えば
- 家を片づけるのが苦手でいつも家が散らかっている
- うっかりミスが多い
- 他人と上手くコミュニケーションが取れずよくトラブルになる
- 他の人より神経質 etc…
本当に誰でも持っている一面でそれが障がいとはなかなか思えないんです。
「いやいや、まさかな~。」と思ってズルズル病院に行かず…私はズルズルしているその間に3回会社を辞めました(笑)
基準は会社でやっていけるかどうかと子供の頃の様子
ここからは私が経験した中からのアドバイスです。お医者さんではありませんので、参考程度に見てください。
会社でやっていける?
発達障害は血液検査やMRIでわかるものではありません。上で述べたように発達障害の特性は誰でも部分的に持ち合わせていたりするので、そうでない人の境目は限りなく分かりにくいです。その為、グレーゾーン(そうかなー?と思う程度)の人はなかなか自分で判断が付きません。
発達障害と診断されるかどうかは実際困っているかどうかが重要な指標のひとつだと思います。会社でミスを連発して孤立して度々会社を辞めたり、学校で頻繁に友達とトラブルになったりするなど。
家が散らかっていても片づけられない自分が嫌になったりせず、コミュニケーションが下手でもそれが個性として認められて愛されキャラとして認められたりしていればそれは障がいではないのかも知れません。
私の場合はケアレスミスを頻発して、仕事を任されなくなって干されることが多かったですね(´・ω・`)困ったものです。
子供の頃はどうだった?
発達障害の診断で必要な指標のひとつに「子供の頃の様子」というものがあります。
発達障害は大人になって急に現れるものではなく、子供の頃から存在しているものです。その為、子供の頃にその傾向が無かったかどうかが診断の重要な指標になるようです。
例えば、忘れ物を頻繁にする子供だったとか、友達とよくケンカをしていたとか。或いは通知表に「もう少し落ち着けるといいですね。」と書かれたり。
何かしらのシグナルを発していることが多いそうです。
心配なら心療内科へ行きなはれ
実際、発達障害というものを知ると「あれ?自分もそれなのかな?」と思う人は非常に多いのではないでしょうか。
私のようにADHDについて知れば知るほど、学べば学ぶほど「あれ?あの人もしかして発達障害じゃない?」と思うことも増えてきます。
私のようにいつまで経っても病院に行くふんぎりの付かない人にアドバイスです。
数か月悩んでるなら病院に行ってみましょう。悩んでいる時間がもったいないです。病院に行ってはっきりさせてから前に進みましょう。
診断が付いても付かなくでも前に進めるはずです。
私は可能性を感じ始めて4年間くらい病院に行きませんでした。その間3回転職したりして非常に効率の悪い時間を過ごしてしまいました。(病院に電話したことは何度かありましたが、だいたい2か月待ちなどと言われるのでその都度諦めていました。
また就業中に診断が付いていれば失業手当を一年間貰うことも可能でしたが、私はズルズルと診察を受けなかったばっかりにそれを受け取ることも出来ませんでした。
まぁいずれにせよ病院に行けば検査含め、15,000円程度で一旦の決着を付けることが可能です。
私は悩まず病院に行くことをおすすめします。