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知能検査WAIS-Ⅲの概要
2回目の検診の際に知能検査の「WAIS-Ⅲ」という試験(?)を受けてきました。この試験の結果を元にADHDなどの障害があるかどうかの判断をするようです。(←あくまで判断の為の材料だと思います。)
検査費用は約1万円で、2時間程度の試験です。先生と一対一で口頭(または道具を使って)で伝えられる設問に回答していくという形式でした。
この試験では「言語に対するIQ」と「動作に対するIQ」の二種類のIQを判定することができるそうです。
言語はまだしも動作に対するIQってなんのこっちゃって感じですよね(;^_^A
設問はこんな感じ
設問についてはこれから検査を受けようと考えている人は読まない方が良いかもしれません。問題の傾向を知ってしまうと正しい数値が出てこないかも知れませんからね(´・ω・`)
絵を見て違和感のある部分を伝える問題
絵を見せられるのですが、その中におかしな部分があるのでそれを指摘するという問題です。一枚の絵で行う間違い探しみたいなもんですね。人物の絵が書いてあって、よく見ると指が6本あるみたいな。そんな感じの間違い探しでした。
先生が口頭で言った数字を小さいほうから並べ替える問題
先生が「5・8・2」などの数字を口頭で言うので「2・5・8」といった形で小さいほうから並べ替えます。桁数が少ないうちは簡単なのですが、7桁くらいになると全然手に負えませんでした(;^_^A
中学三年生レベルの数学の問題
原価の20%の利益が出るように値段設定した商品を2割引きで売りました。損失は何パーセントですか?…これ、文字で読んで紙に書いてよければ解けますけど、実際頭の中で解くのはかなり難しかったです。たぶん回答はこうなるハズ↓
原価を100円と仮定します。
100×1.2=120
すると通常の販売価格は120円。
120-(120×0.2)=94
2割引で販売すると価格は96円。
100-96=4
原価から販売価格を引くと4円。
4÷100=0.04
パーセントで答えると↓
答え4%
むっちゃ難しい。難しいというか、中学時代に真面目に勉強してない人はそもそもIQとか関係なく解けない気がしましたね…本当にこんなのでIQ出るのかと疑っちゃいますね(; ・`д・´)
検査結果から分かった傾向
苦手なこと
耳で聞いた情報を集中して記憶することはできるが、意味のない刺激(数字など)を短期記憶することは苦手なようである。
目で見た情報を記憶して、制限時間内に早く正確に作業を行うことは苦手なようである。
たはーっ!学生時代から暗記系の科目が苦手だと思ってたけどやっぱりそういうことかぁー!!
女の人の「○○の友達の××がね~」とかっていう話、興味がない(自分にとって意味がない)から覚えてられなかったのかー(;´・ω・)
得意なこと
目で見た情報から考えたり判断することは得意なようである。特に時間を掛けてじっくりと行うと能力を発揮しやすい。
自分の考えや思いを言葉で簡潔に説明することは得意なようである。
これも納得ぅー!!理科の実験と国語が得意だったんで、その通りだと思います。
つまる話が…得意・不得意の差が大きい
うーむ。トータルのIQでいうと103でど真ん中といった感じ。でも出来ることと出来ないことの波が大きいという、いかにもADHDらしい結果となりました(´・ω・`)学生時代に感じていた暗記が苦手とかそんな部分が数値として現れたことに驚きでした。
結論:不注意優勢
結果的には「短期の記憶が苦手で不注意が著しいので注意しましょうね」ということみたいです。検査でそんなことが分かるなんて、すごい世の中ですね~( ゚Д゚)