金スマの発達障害の回は世間に認知が広がる良い機会でした(*’ω’*)

金スマで発達障害特集

世間への認知が広がった

12月2日(金)の金スマで栗原類さんをゲストに呼んでの発達障害の特集が放送されました(*’ω’*)

こういったゴールデンタイムでこのような特集が組まれて、当事者としてはとてもうれしく思います。

このような障害が存在し、多くの人が苦しみ悩んでいるという現状を広く一般の方に知ってもらうことができたのではないかと思います。

努力でどうにもならない領域の存在

努力でどうにもならない領域の存在があるということについても触れて貰えたのがとても良かったです。

私は31歳になるまで診断が無かったので「なんでできないの?」「前も言ったよね?」「何回目?」「やる気ないの?」という言葉を掛けられ続け、何度も転職を繰り返してきました。

私の場合は診断が付かなかったことで、逆に「どうにかしないとマズイ!」という危機感が強く、メモやチェックを何度も繰り返すなどの対策を取ってきました。

しかしそれでもミスが出てくるのがADHDであると、そのような認識も少し広がったのかなと思いました。

発達障害への認識が低かった母と話してみた

私の母は発達障害への認識が低く、息子に診断が出た時も「この子はそんなのじゃない!医者が間違ってる!ワンパクな子なんていくらでもおるわ!療育に入れるなんてもってのほか!!」と息巻いていたくらい発達障害への認識が低い人でした。

でも金スマをみて

  • 脳の異常で起こる症状であること
  • 分かっていても出来ないことがあること

などを理解してくれたようです。

そして療育が隔離ではなく障害に対応するための術を学ぶ場であるということを理解してくれました。

嬉しいですね。この上なく嬉しいです。

分かっているのに出来ないといニュアンスが伝わりにくい

恐らく金スマを見ていた一般の人に伝わりにくい部分があったとすれば「わかっているのに出来ない」という部分のニュアンスだと思います。

「約束の時間が守れないなら早めに出ればいいじゃん?」とか「相手の気持ちが分からなくても物を貰ったらお礼を言うようにすればいいじゃん?」と感じた人もいるのではないでしょうか。

もちろん障害の程度によってそれが出来たり、何度も訓練や経験をすることで出来るようになったりするのですが、やはり普通の人と比べると上手くいかないケースが多いんです。

視力に例えると分かり易い

目が良い人って目が悪い人の「物が2重に見える」「ぼんやりして見える」という感覚が分からないと思います。目が悪くなった時に初めて「あー、視力が悪いってこういうことなんだ」と分かります。

障害のある人に、「いやいや、努力が足りないかヤル気がないだけでしょ?」と言うのは目が悪い人に「いやいや、努力が足りないかヤル気がないだけでしょ?俺見えるもん。」と言っているのと同じことだと理解いただけると良いのかなと思います。

認知が広がって良かった♪

今まで金スマ見たことが無かったですが、こんなことにも切り込んでくれる良い番組なんですね♪

中井くんと栗原類さんをますます好きになりました♪

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