診断保留の期間
私にとって息子が生まれてから現在までで一番ツラかった時期は発達障害の可能性を指摘され、診断が下るまでの期間でした。
「病気」ではなく「障害」という一生共にする足枷を息子が履くことになるかもしれないと思うといてもたってもいられない気持ちになりました。
年齢に合わせた発達障害の症状を調べて「ここは当てはまっているな…。ここは違うな…。」と、結構長い時間調べたりしました。ADHD以外の自閉症スペクトラムに当てはまる全ての症状を調べたりもしました。先生の言うことが当てにならない気がして、都合のいいネットの記事を信じたこともありましたね。
成長の度合いにバラつきがあるからなのか、普通3歳くらいまで診断が付かないことが多いみたいですね(´・ω・`)うちの息子は見事に3歳で診断されました(-_-;)
まぁ仕方ないことなのでしょうが、この診断がつくまでの期間は悩ましい時間ですね。ガン検診に行って結果を待ってる気分です。(←ガン検診いったことありませんが)
受け入れるとラクになる
一旦診断が下って、ひとしきり妻と泣いた後は気持ちの整理がついて少し楽になりました。
「じゃぁこの子にとってベストな道を探してあげよう。」と考えるようになり、不安は収まりました。
特性として得意・不得意の波が大きい子であるということを認め、良いところをより伸ばしてあげようという気持ちで息子と向き合うことが出来るようになりました(´・ω・`)
診断結果を不安な気持ちで待っている親御さんへ
ADHDと言っても程度は様々ですので、一概にいうことはできませんが、恐らく今が一番不安な時期なのではないかと思います。
診断が下ったとしても大人になるまでに70%は症状が改善されるといわれています。また、子供の頃から分かっていれば症状をフォローするための療育を受けることもできます。私のように子供の頃にADHDが発覚せずに大人になってから苦労するよりマシだと考えましょう(´・ω・`)
今は発達障害に対する理解が広がりつつある時期です。世の中に広く認知されるにはまだ少し時間が掛かりそうですが、悪い時期ではないはずです。その意味では運が良いのかもしれません。
ADHDの有名人といえばスティーブジョブズや明石家さんまさんあたりが有名ですが、あんな一芸に秀でた能力が備わっているとしたら悪い話ではないのかもしれません。(育ってみたら私みたいに何にもなってない可能性もかなり高いですが(´;ω;`))
ADHDだからって不幸になる訳じゃないですからね!(たぶん)
願わくはお子様が健康でありますように(*’ω’*)