私の父はADHD
私の父はおそらくADHDです。昔の人なので特に診断を受けていませんが、思い当たる節がたくさんあります。 何度か行ったことのあるお店でも全く道順を覚えなていなかったり、私の好物の話を何度聞いても忘れたりします。
私と息子がADHDなので遺伝の面から見ても父がADHDである可能性高いし、何より症状がすでに診断を受けている私よりも激しいと思います。
父の仕事は散髪屋さん
そんな私の父の仕事は町の散髪屋さんです。父のお店の売り上げはほとんどが常連さんによるものです。リピートのお客さんがメインなので当然お客さんと話した内容を覚えていなければちぐはぐになって上手くコミュニケーションが取れなくなってしまいます。
お客さんに信頼されるための工夫
そんな父なので当然対策を取っていました。
お客さんと話して話をした後にパソコンでカルテのようなものを作成する。お客さんがいつ来たか・どんな髪型にしたか・どんな話をしたかなど、これらをメモします。
で、次に予約が入ったら来店前にカルテを確認してにどんな内容だったか思い出します 。
失敗はやっぱりある
そんな工夫はしてましたがやっぱり失敗はある程度してたみたいです。
話が合わせられなくて数年来来てくれていたお客さんを怒らせて来なくなったりとかもありましたね。私が知ってるだけでもあるくらいなのでまぁまぁやらかしてます。
散髪屋とADHDは相性がいい
それでも父を見ていて散髪屋とADHDは相性がいいなと思いました。
散髪屋って意外と気をつける点が少ないように思うんです。散髪という仕事は比較的クリエイティブな要素も持ちながらそれ以外の部分では程よいルーチンワークのような作業もあります。
応用性を持ちながら仕事をするのはクリエイティブな部分だけであり、それ以外のシャンプー・セット・顔そり・片付けなどの仕事は慣れればADHDでも簡単にこなすことができるように思うのです。
なんの仕事でも工夫することが大切
おそらくどんな仕事に就いたとしてもその仕事に合わせた特性に合わせた対応は必要なんだろうと思います。
はらから見てどんな単純な仕事に見えても実際にやってみると大変さが身に染みることなんて当たり前のようにありますもんね。
とは言いつつ、ある程度は適性に合った仕事に就くことで父のように程ほどの努力でどうにか家族が暮らしていけるくらいに稼げるようになるのかもしれません。
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